ミオナールの血中濃度最大時間や半減期

ミオナールの血中濃度・半減期で持続時間がわかる

 

ミオナールに限らず、医薬品の持続時間は「血中濃度最大時間」と「半減期」からわかります。

 

血中濃度最大時間(Tmax) 半減期(t1/2)

約1~2時間

約4時間

参考ページ:ミオナール添付文書

 

ミオナールを服用してから血中濃度が最大になるのはおよそ1~2時間となります。これは医薬品の中ではやや早いほうです。同じく、半減期については約4時間程度となり、比較的早く血中濃度が薄れていく医薬品と言えるでしょう。そのため、朝食後に服用すると、昼食ころにはミオナールの血中濃度は1/2以下になっているということになります。

 

そのため、ミオナールについては1日3回、食後の服用ということになっているのです。

 

→ミオナールの飲み方や用法・用量

 

服用タイミングがずれないように注意

 

ミオナールの半減期は約4時間程度となります。なので、8時間もすれば血中濃度はほとんどなくなってしまい、効果も薄まります。そうなると、筋肉の緊張をほぐすことができなくなり、肩こりや腰痛が現れてくる可能性があります。なので、1日目は朝と晩、2日目は昼のみといったように、自分の都合で服用頻度を変えてしまうことはあまりおすすめできません。

 

それと、もしミオナールを服用するのを忘れた場合、次に2回分を服用するというのも避けましょう。飲み忘れた場合は、次の回に通常の量を服用するようにして、その後は1日3回をキープするようにしてください。

 

なお、ミオナールは頓服として使用することも可能です。血中濃度が1~2時間なので、効き始めるまでに多少時間がかかりますが、なるべく薬の量を減らしたいという場合は頓服としての使用も手です。ただし、空腹時に服用すると消化器系の副作用が強くなりやすいので、空腹の場合は次の食事のあとに服用するなどして工夫しましょう。

 

肝障害がある場合の血中濃度について

 

医薬品は服用するとじょじょに血中濃度が上がりますが、やがて代謝・排泄されて体内からなくなります。これは、肝臓や腎臓が代謝・排泄することによって起こる作用です。もしこの作用がなければ、いったん服用した医薬品がずっと体内に残ることになるので、必要不可欠な作用となります。

 

ミオナールの場合も、肝臓で代謝が行なわれます。そのおかげで、一定時間が過ぎると血中濃度が薄くなります。ただし、代謝を行う肝臓には、日常生活ではありえない負担がかかることになります。

 

もちろん、健康体の人であれば、ミオナールの代謝をしたくらいで肝臓障害が出ることはほとんどありません。しかし、もともと肝臓の数値が高く、負担がかかっている状態でミオナールを服用すると、余計な負担が増えて肝臓障害が悪化する可能性があります。

 

肝障害のある患者〔肝機能を悪化させることがある。〕
参考ページ:ミオナール添付文書

 

ミオナールの添付文書にも↑のように書いてあり、肝臓障害がある人の場合はミオナールは慎重投与となります。慎重投与というのは、要するに血中濃度が高くなりすぎないようにするということです。なので、肝臓の代謝作用をあまりしなくていいように服用量を減らしたりして対応することになります。

 

肝臓の数値に不安がある場合は、どのような対処をすればいいか自己判断は難しいので、医師に相談して服用量や別の医薬品を使うなどの判断をしてもらいましょう。